「猫町」装丁展 萩原朔太郎×山川直人
2019年7月1日(月)―7月14日(日)
*本展示は終了いたしました

デザイン&ギャラリー装丁夜話 
東京都渋谷区神宮前1-2-9 TEL 03-3405-8983

12:00―19:00(入場無料)

 

萩原朔太郎短編小説「猫町」と山川直人描き下ろし漫画「猫町」を

1冊に収録した書籍を刊行

10人の装丁家による10通りの特装カバーで展示・販売いたします

「猫町」は1935(昭和10)年に詩人・萩原朔太郎によって書かれた唯一の短編小説。
ある日、秋の山道を散歩していると迷子になってしまい、見たこともない町へと出た。その町は今までに体験した事がないような、不思議な均衡と緊張感に包まれており、主人公はここが口碑に伝え聞く「猫町」ではなかろうか、と思う。然しその次一瞬間に、この町は普段よく見慣れたU町であることに気がつく——
このメタフィジカルな物語を漫画家・山川直人が漫画化しました。本書籍が初めての発表の場になります。『コーヒーもう一杯』『写真屋カフカ』『澄江堂主人』などで知られる人気漫画家が84年前の「散文詩風な小説(ロマン)」をどのようにヴィジュアル化したのか、ぜひ会場でお確かめください。
展示会では10人の装丁家がデザイン、制作した豪華な限定特装カバーでお楽しみいただきます。

小説 萩原朔太郎

漫画 山川直人

 

◎本体デザイン 河村誠

◎製本 加藤製本(丸フランス装)

◎特装カバー装丁

折原カズヒロ  新井大輔    石間淳     大滝奈緒子   小川恵子

河村誠     坂川朱音    白畠かおり   武中祐紀    原田恵都子

 

*会場は昨年までの表参道オーパ・ギャラリーではなく、デザイン&ギャラリー装丁夜話に変わります。ご注意ください。

定価¥2,000(税込)

 

〈カバーデザイン一覧〉

左上から装丁=小川恵子、坂川朱音、坂川朱音、大滝奈緒子、折原カズヒロ、石間淳、河村誠、武中祐紀、白畠かおり、新井大輔、原田恵都子(右下は本体表4)
左上から装丁=小川恵子、坂川朱音、坂川朱音、大滝奈緒子、折原カズヒロ、石間淳、河村誠、武中祐紀、白畠かおり、新井大輔、原田恵都子(右下は本体表4)